長く使えるアイテムにフォーカスしようとしているこのサイトで、スニーカーを登場させるのは適切なのかどうか。
それはどうしてもスニーカーというのは消耗品であるという前提があるからです。修理が可能なことは何となく知ってはいましたが、それでもオールソールが可能な革靴と比べたら限度はあるでしょう。
そんな自分がスニーカーを紹介しようと思ったのは、今回初めてスニーカーを修理に出す機会があって、結構修理しつつ長く履いていくのもありなんじゃない?と実感したからです。
そんなわけで今回は愛用しているスニーカーとその修理についてのお話になります。
シンプルなデザインが好きなのです
僕はスニーカーには(にも?)過度なデザインを求めていません。
セットアップスタイルにスニーカーを合わせることが多々あることもありますが、できるだけミニマルで、革靴の代わりとして自然に履けるものが良い。さらにいつかは履きつぶす前提なので、そんなに高くないものが嬉しい。だから例えばNEW BALANCEのmade in USAモデルなんかは恐れ多くて、購入候補にすら挙がりません。
その条件でスニーカーを探すとなると、かつてはALL STARとかSUPEGRAの2750などを良く履いていました。また昔ながらの製法である、バルカナイズド製法のスニーカーは丈夫だと言う話を聞きいて試したことはありますが、そんなに丈夫かな?という感想。結局気軽に買えるという点でもMUJIの「疲れにくいスニーカー」を履くことが多くなりました。MUJIのスニーカーは名作ですよね。こちらも追って紹介しようと思います。
珍しく惹かれた別注モデル adidas Originals by HYKE
2015年頃にadidas OriginalsがHYKEとコラボして販売したスニーカーで。誰もが知る有名なSTAN SMITHの前身にあたるHAILLETというモデルを復刻したものです。スタンスミスもミニマルデザインで好きですが、それよりもさらにシンプルさを追求したデザインに惚れました(スタンスミスはタンとヒールテープが配色なのがあまり好きではない)
シューレースがしっかりとしたコットンなのも◎
私基準ではなかなか高価だったのですが、HYKEや、その前身のGREENも好きなブランドだったこともあり購入を決めたのです。
それから約9年後・・・両足ともアウトソールが破れてしまいました・・・。
初めてスニーカーの修理を依頼してみた
今回は簡単に買い直すこともできないし、足にも馴染んでいたため、どうにか直せないかを「ミスターミニット」に相談してみました。
提案されたのは底を数ミリ削り、そこに新しい底材を接着するという方法。何となく事前に想定していた方法ではありました。底材は3種類ほど提案されたのですが、安くて1番丈夫なものは選択。デメリットは固めの材質なので、実際歩くと違和感を感じる人もいるということでした。
修理が上がりました
完成したので受け取ってきました。
底に別の素材を貼り付けてますので、横から見れば修理したのが一目瞭然なのですが、僕は全然気になりませんでした。2回ほど履きましたが履き心地は悪くはありません。ただ少し滑るかな?慣れの問題かもしれないですが。
ちなみに費用は6,000円 修理期間は2週間ほどでした。
これでしばらく使えるのであれば満足です。
もっとちゃんと修理するのであれば、それこそ革靴のオールソール修理のように、ソールを取ってしまって直す方法もあるらしいです。この場合はビブラムソールなんかも選べるらしい。そこまでする必要はあるかな?とは思いますが…
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