涼しい服とはどういう服なのか

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はぴねすくらぶ
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どうでもいい情報ですが、僕はFM YOKOHAMA のリスナーで、それこそ朝から晩まで聴いてます。そんなラジオのショッピングコーナーで紹介されてたのがクールコアポロシャツというもの。

その名のとおり、クールコアという繊維を使ったポロシャツで衿にも同繊維を使っているから首回りも涼しいらしいです。

このポロシャツ自体は着たことがないのですが、良いきっかけなので涼しい服ってなんだろうということを考えてみたいと思います。

涼しさを感じるメカニズム

涼しさを感じるメカニズムには主に次の2つがあると聞いたことがあります。

①身体の周りにある暖かい空気が冷たい空気と入れ替わることで涼しくなる

②汗が気化するときに気化熱として熱が奪われ、体温が下がり涼しくなる

他にも血管が冷やされて結果体温が下がるとか、エアコン等で周りの空気が冷やされている等がありますが、ここでは省略。

この2つのメカニズムをふまえて、どのような服が暑い日には適しているのかを考えてみたいと思います。

いかにして身体の周りの空気を循環させるか?

まず1つ目のメカニズム。

『身体の周りにある、暖かい空気が冷たい空気と入れ替わることで涼しさを感じる』

扇風機で起こした風や団扇で仰いだ風を受けて、どうして涼しく感じるのかを考えたことはあるでしょうか?

これは発生した風により、身体の周りにある暖まった空気を吹き飛ばすことで、比較的冷たい空気と入れ替えているのです。その結果涼しさを感じることができる。だから体温に近いくらい暑くなってしまった猛暑日には、いくら頑張って団扇で仰いでも大して涼しくはなりません。

ではこの理屈の下で、暑い日に適した服とは?

それはなるべく身体の周りに空気をためず、暖めないような服がぴったりということになります。

例えば

  • 身体と服の間に空間ができるような、ゆったりとしたシルエット
  • 生地の織り目に空間があり、空気が通るような生地(ボイル・メッシュ・オーガンジーなど)
  • 身体に張り付きにくい素材(麻・強撚綿・鹿の子素材など)

シルエットについては想像がつきやすいと思います。浴衣や沖縄のかりゆしウェア、アロハシャツなど・・・。これらがゆったりシルエットなのは理にかなっています。

生地については、風を通しやすく、シャリっとした手触りのものを頭に浮かべてください。縮緬の着物やシアサッカーのジャケットなどが分かりやすいと思います。またポロシャツに良く使われる鹿の子素材は、Tシャツに使われる天竺素材より生地の表面に凹凸がありサラッとしてるので、より夏向きと言えます。

ちなみに冬に重宝するダウンジャケットは完全にこの真逆です。ダウンは空気を逃がさず溜め込む性質があるため、空気が暖められて、結果あったかくなるのです。

いかにして汗を吸収し、手早く発散させるか?

そして2つ目のメカニズム

「汗が気化するときに気化熱として熱が奪われ、体温が下がり涼しくなる」

人間は発汗によって体温調節を行っています。汗が気化するというのは、水分を乾燥させるということですので、汗を吸って発散させる衣類、いわゆる吸水速乾性がある服が適しているでしょう。

例えば

・麻や和紙のような吸水速乾性のある天然繊維

・ユニクロのエアリズムや今回のクールコアのような速乾性を持たせた合成繊維

が挙げられます。

天然繊維は汗を吸うけど、乾きやすい。合成繊維は汗を吸いづらいけど速乾性がある。というように違いがあります。

ただ吸湿も速乾も限度があるので、あまりにも汗をかきすぎると上記の効果はなくなります。また湿度が高い状況下では汗が気化しづらいので、やっぱり冷却効果が薄れてしまいます。

結局暑い日にはどんな服が良いの?

上記から考えると、インナーに速乾性のある服を着て、その上にゆったりとした麻のシャツを羽織るというような組み合わせが良いのではないかと思います。

ただ皆さんもお気づきのとおり、結局暑い日には何を着ても暑い・・・。

このような扇風機付きの服を着るのが良いのかもしれません・・・。

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